日常のお手入れについて
自動ドアを安全にご使用いただくためには
自動ドアを使用される建物の所有者、建物管理者の皆様による日常のお手入れが必要です。
また、自動ドアを通行する方の安全をはかるため、毎日自動ドアの状態を確認して下さい。
電源スイッチを操作する際の注意点
電源スイッチを操作する際には次のことを必ず確認して下さい。
電源投入時の動作
- 鍵を解錠して下さい。
人や障害物が存在する場合は電源スイッチを入れないで下さい。 - 人や障害物が存在しないことを確認の上、電源スイッチをONにします。
- 開いているドアは約3秒後ゆっくり閉じます。[閉じているドアはそのままです]
- 最初のセンサーONでドアが全開するとストローク(全閉より全開までの寸法)を読み取り記憶します。
通常の動作
- 人がドアに近づきセンサーがONされると全開します。
- 人が通り過ぎてセンサーがOFFになると全開します。
ドアが閉じる途中にセンサーがONされると反転して開きます。
手動開閉(停電時)
- ◆ ドアは停電になりますと手で開閉することができます。
- ◆ ドアを開いたままにしたり掃除や大きな荷物の出し入れのときには
電源スイッチをOFFにするとドアは手で開閉できます。 - 電源スイッチをOFFにするときは必ずドアが停止しているときに行って下さい。
- 手動開閉するときは指をはさまないように注意して下さい。
[引分の場合は2枚のドアが連動しますので特に注意して下さい。]
注意点
異常発見時の処置は電源スイッチを切ってから行って下さい。
日常点検
永らくご使用いただくために、下記の項目を点検して下さい。
日常のお手入れと確認
センサーの検出範囲に物が置かれていないか
下部レール内に異物が入っていないか
異常時の処置 → スイッチを切って取り除く
センサー、補助センサーの表面が汚れていないか
自動ドアステッカー、注意ラベルはよく見えるか
マットスイッチの場合、マットの下面に異物はないか
異常時の処置 → 電源スイッチを切って清掃する
タッチスイッチの場合、乾電池の寿命は大丈夫か
異常時の処置 → 電源スイッチを切って電池交換
検出範囲は変わっていないか(センサーは付いているか?)
異常音が出ていないか(建具は擦れていないか?)
ドアが閉じきる直前にはゆっくり閉じきるか
ドアが開ききる直前にはゆっくり開ききるか
異常時の処置 → 施工業者に連絡する